ゆりがおか眼科｜神奈川県川崎市麻生区百合丘のゆりがおか眼科の診療時間、休診日、休日診療、夜間診療、アクセス方法を確認できます。

　ゆりがおか眼科の中村芽衣子院長先生には、開院から２か月を過ぎようとしている８月下旬にお目にかかった。
　昼休みの医院に訪問し、中村先生自ら入口のドアを開けてにこやかに迎え入れていただいた。ご挨拶の間に一言いうと「ありがとうございます」を連発されていた。感謝に満ち溢れている先生というのが第一印象だ。

　中村先生はお父様が青森で内科医で医院を開業されていたという。
　お父様が患者さんからすごく感謝されたところを子供ながら見ていた中村先生は小学校の卒業文集に「将来お医者さんになる」と書いた。ブラックジャックのコミックを良く読んでいた記憶を話された。

　中村先生は元から眼科医になろうと決めていた訳ではなかったという。
　曰く「大学卒業後研修医として各診療科を回って、眼科で白内障の手術を見た時に、裁縫やミシンなど手先を使うことが好きな私は『これだ』と思い、眼科を専門に決めました。」
　現在、母校の聖マリアンナ医科大学病院で週一日外来診療と白内障手術を担当されており、眼科一般の診療の中で白内障手術には特に自信を持たれていることが言葉の端々から感じられた。　

　中村先生は「地域の医療をしながら、先端的な医療への架け橋になりたいです」と目を輝かせながら、この百合ヶ丘駅前徒歩1分のこの場所で開業されたご自身の使命をお話しされた。

　お話の合間に院内をご案内いただいたが、入口、待合室、検査室、診察室とゆったりした配置でバリアフリーの院内を車いすに乗ったままの方も検査や診察を受けられるのは心理的に楽と思う。

　設置されている機器では、緑内障の視野検査を10分程度で受けられるものが特徴的だ。中村先生は「この検査装置は予約と検査の二度の受診で受けることが多いのですが、当院では予約なしに一度の受診で受けられます。」とのこと。

　将来は、院内で白内障の手術を受けられるようにする計画だそうだ。術後の経過も同じ院内で診てもらえるのは患者さんにとって楽で安心だ。

　当院は予約システムは用意してあるが、直接来院いただいてもOKとのこと。
また「うっかり予約の時間を忘れて遅れても、気にせず来院くださって結構です」とにっこり話された。

　中村先生は感謝の心と気さくな人柄が魅力だ。
　昼休みが終わって、スタッフの皆さんが院内で業務を開始するときに、見知らぬ訪問員にも笑顔で挨拶をしていただいた。

　日ごろの眼の不調のときには、まず一度は来院してはいかがだろう。