病院検索・クリニック検索TOP 東京都(エリア) 練馬区 北町 整形外科 医療法人社団 洋優会 辰尾整形外科クリニック

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医療法人社団 洋優会 辰尾整形外科クリニック (東京都練馬区北町)

整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科

  • 専門医
  • 在宅
  • 駐車場
  • 女医
  • 漢方
  • 早朝
  • 夜間
  • 休日診療
  • 予約・順番
  • バリアフリー
  • 外国語
  • カード利用
  • オンライン診療
医療法人依仁会 MMSみんなの内科の外観 取材記事あり <医療機関の方へ>情報修正や求人掲載のご案内
郵便番号 179-0081
住所

東京都練馬区北町2-25-14
ルミエールビル1F

アクセス

東武「練馬駅」南口徒歩1分

TEL 03-5922-1555
診療科目 整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科
休診日 日,祝
公式HP http://www.tatsuo-seikei.com/
連携先施設 患者さんの症状、病状、ご希望に添った病院をご紹介します。
特長 バリアフリー / 専門医
診療時間
 
9:00-12:00
14:30-18:00※1

※1. リハビリ、装具外来、自費注射のみとなります

診療時間は変更される場合がございます。
診療の際には必ず医療機関に直接ご確認ください。

病院・医院・クリニック訪問記
  • 受付

  • 待合室

  • 診察室

医師紹介

院長 辰尾 洋

私は、平成13年より板橋区にあります高島平中央総合病院において、骨折などの外傷や変形性関節症などの整形外科疾患に対し治療を行ってきました。
この経験を活かし、この度、練馬区北町におきまして、引き続き患者様への適切な医療の提供と地域の皆様の健康増進を目指し辰尾整形外科クリニックを開院させていただくことになりました。
私の診療信念は、怪我や疼痛に困っている患者様に分かりやすく丁寧に説明を行い、満足して頂ける治療を提供することです。
また、適確な診断と治療のもと必要があれば迅速に協力医療機関へ紹介させて頂く体制も整えています。
地域に密着した医療を提供し安心して頼れるクリニックになれるよう、スタッフ一同努力してまいります。
どうぞ宜しくお願いいたします。
 

<経歴>

平成5年 杏林大学医学部 卒業
平成5年 杏林大学医学部整形外科 研修医
平成7年 茨城県鹿嶋市 小山病院整形外科
平成8年 福井大学整形外科 研究生
平成11年 福井大学整形外科 助手
平成13年 高島平中央総合病院 整形外科 医員
平成24年 高島平中央総合病院 整形外科 医長
平成25年 高島平中央総合病院 整形外科 部長
平成27年12月 辰尾整形外科クリニック 院長

<資格>

日本整形外科学会 専門医
整形外科学会リウマチ医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会スポーツ医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医 所属学会
日本整形外科学会
日本人工関節学会
日本股関節学会
日本骨粗鬆症学会

辰尾整形外科クリニックについて

東武練馬駅1分の辰尾整形外科クリニックです
当院は、2015年12月に東武練馬駅南口徒歩1分に開院しました整形外科クリニックです。
一般の整形外科診療、リハビリテーション、リウマチ治療や骨粗しょう症の早期検査や治療、また疲労回復や美容におすすめのにんにく注射やプラセンタ注射まで幅広い診療を行っております。
地域に密着した医療を提供し安心して頼れるクリニックになれるよう、スタッフ一同努力してまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。
  

【整形外科について】

  

◆ 皆様の整形外科「かかりつけ医」です

整形外科では、主に骨・関節・筋肉・神経など、運動器系の疾患を診療します。
具体的には、骨折、脱臼、切り傷、打撲などの外傷をはじめ、肩こり、腰痛、膝痛など、日常的によく起こる体の痛みや違和感などを扱います。
当院では、乳幼児から成人、ご高齢者まで、あらゆる年齢層の患者様の診療をいたします。
地域の皆様の整形外科「かかりつけ医」でありたいと考えておりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
  

◆ こうした症状はご相談ください

・首、肩、腕、肘、手の痛み ・ばね指(弾発指)、突き指
・背中、腰、股関節、脚、膝、足の痛み
・肩こり、首こり ・むち打ち症
・手や足などのしびれ、こわばり
・骨折、打撲、脱臼、ねんざ
・爪まわりの痛みや腫れ、爪のくい込み
・各種外傷(切り傷、すり傷、やけど、床ずれ等)
・スポーツによるけが、運動中の体幹(胸部、腹部、腰部、背部)や手足の痛み 
  など
  

◆ 症状別にみる整形外科の代表的な疾患(対象疾患)

よく見られる症状 考えられる主な疾患
首の痛み 
肩のこり 
頸椎症、頸椎ねんざ(寝違え、むち打ち症)、頸椎椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群

肩の痛み 

五十(四十)肩(肩関節周囲炎)、腱板損傷

腰の痛み 

腰椎捻挫(ぎっくり腰)、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、骨粗しょう症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症、坐骨神経痛

足の痛み 

足底筋膜炎、有痛性扁平足

足指の痛み 

痛風、外反母趾

肘の痛み 

上腕骨外側(内側)上顆炎(テニス肘、野球肘など)、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性骨軟骨炎

膝の痛み 

変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、オスグッド病(小児)、関節水腫、関節ねずみ

すねの痛み 

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)

手・手首の痛み

関節リウマチ、腱鞘炎、手指変形性関節症

指の痛み 

突き指、デュピュイトレン拘縮、ばね指(弾発指)、ヘバーデン結節

ももの付け根の痛み

変形性股関節症、単純性股関節炎

手のしびれ 

頸椎椎間板ヘルニア、手根管症候群

足のしびれ 

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)

  
◆ 交通事故に遭われた方に

当院では、いわゆる「むち打ち症」(外傷性頸部症候群)や骨折、打撲をはじめ、交通事故に伴う様々な外傷や痛み、体の不調などの検査・治療を行います。 事故直後には症状らしきものが見られなくても、実際には何らかの損傷を受けているケースが少なくありません。また、症状が慢性化する恐れもありますので、交通事故に遭われた際は、自覚症状が軽かったり、痛みが無かったりするようでも、一度は専門の医療機関を受診されることをお勧めします。
 

◆ 腰痛について

腰痛は、ヒトが二本の足で立つようになってから発症しやすくなったと考えられており(二本足だと、垂直方向に体重がかかるため、上半身を支える腰には特に負担がかかりやすい)、人類の宿命的な疾患とさえ言われます。全人口の2~3人に1人は、生涯に一度は腰痛に悩まされ、たいへん患者数の多い疾患です。
多くは一過性の腰痛ですが、急性腰痛(ぎっくり腰)を繰り返す人や、慢性的な腰痛に悩まされる人も少なくありません。
このように腰痛を起こしやすい人には、姿勢の悪さや、体幹や下半身の筋肉バランスの問題が関わっているケースが多いものです。
具体的には、
・腹筋や背筋の力が低下している
・背筋や下半身の筋肉の柔軟性が下がっている
・腰のそりが強くなっている
・腰を伸ばす筋肉の力が低下し、腰が曲がっている
――などがよく見受けられます。
こうした姿勢の悪さや筋肉のアンバランス、筋力の低下を改善するには「腰痛体操」が効果的です
(※腰痛の種類や病期によっては、体操を行うとかえって悪化する場合があります)。 当院では、個々の患者様に最も適した腰痛体操をご指導いたしますので、お気軽にご相談ください。
 

◆腰痛の薬物療法

腰痛は日頃のちょっとした注意や、腰痛体操などを行うことによって予防したり、また悪化を防いだりすることが可能です。
しかし、症状がひどい時や、日常生活に支障をきたしているような場合には、薬物療法を行います。薬物には、飲み薬、貼り薬、塗り薬などがありますが、医師から処方された薬は指示通りに用いて、早く腰痛を治しましょう。

 
【リハビリテーションについて】

◆ 機能回復と社会復帰を目指す リハビリテーションでは、病気や障害、加齢による機能障害について、理学療法(運動療法)や物理療法、作業療法などによって機能の回復・改善を図り、日常生活や社会生活への早期復帰を目指します。
当院では、傷害を受けた体や運動機能を最大限まで回復すべく、個々の症例に応じ、医師の指示のもと、理学療法士※が“マンツーマン”のリハビリテーションを行います。
※理学療法士(PT):ケガや病気などで体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法などを用いて、自立した日常生活が送れるように支援する医学的リハビリテーションの専門職(国家資格)。座る、立つ、歩くなどの動作ができるように、体の基本的な機能の回復をサポートします。
 

◆ 対象となる主な症状

・肩が痛い、上がらない
・手足がしびれる
・腰が痛い
・歩くと膝が痛む
・けがで体がよく動かない
・体を動かすと痛みがはしる
・手術後のリハビリテーション など
 

◇ 主な治療内容

 

◆運動療法

体の全体または一部を動かすことで、症状の軽減や機能の回復を目指す治療のことです。予防や治療の目的で、腰痛体操、転倒予防など、筋力と柔軟性、バランス能力の改善を目的に行います。運動療法は、患者様ご自身の自然治癒力を増進させる方法であり、とても効果的です。
当院では、負担の少ない運動療法を行うことによって自然治癒力を高め、不自由の無い快適な生活を送っていただけるよう、お手伝いいたします。
 

◆物理療法

物理的な作用を加えることによる体の治療です。牽引(けんいん)療法やマッサージ、温熱・寒冷・電気療法(患部に電流を流す治療)などがあり、麻痺の回復や鎮痛などを目的に行われます。

○牽引療法

体のある部分に引く力を加えること(牽引)によって、骨折、筋スパズム(筋肉の一部分の硬直状態)、関節変形、拘縮(こうしゅく:関節の動く範囲が狭くなった状態)などに対する治療を行います。
 

◆作業療法

体または精神に障害のある患者さんに対して、日々生活していくうえで必要とされる動作や社会に適応するための能力の回復を目指し、様々な「作業」(人が生活のなかで日常的に行う諸活動)を通じて治療を行います。

患者様の状態に合わせた「自主トレーニング法」や「日常生活上の注意点」などについてもアドバイスいたします。
 

【リウマチ科について】

◆ リウマチとは

リウマチ(関節リウマチ)は、本来なら病原菌などの外敵を攻撃するはずの免疫が暴走して自分自身の体を攻撃し(自己免疫)、主に手足の関節が腫れたり痛んだりする病気です。炎症は関節だけでなく目や肺など全身に拡がることもありますし、微熱や倦怠感、食欲不振などの症状が現れることもあります。 進行すると骨や軟骨に小さな欠損部(骨びらん)ができたり、さらには関節の破壊や変形をきたしたりすることもあり、日常生活が少なからず制限されてきます。
 

◆ リウマチになりやすい人

現在日本には、60~70万人のリウマチの患者さんがいます。女性の患者さんが男性の3~4倍と多く、発病するのは主に30~50代です。しかし、60歳を超えてから、あるいは高校生以下の若い時期に発病する例も見られます。 また、リウマチの発症には遺伝が関係することが知られています。ただ、家族にリウマチの患者さんがいるからといって、必ずしも発症するわけではありません。

 
◆ リウマチの初期症状

次のような症状は、リウマチの初期症状の可能性があります。
・朝方に手足の指関節がこわばる
・関節のあちこちが痛む
・手足のしびれや痛みがある など
 

◆ リウマチの診断

リウマチは、問診、ならびに血液やX線検査、関節エコー検査などの結果を照らし合わせて、総合的に診断されます。
リウマチと似たような症状を起こす病気はいくつかあります。たとえば変形性関節症は指の第一関節が硬く腫れ、中年過ぎの女性に多いこともあって、リウマチとよく間違われます。
男性に多い痛風は、足の親指などが腫れて痛みますが、ほかの関節に炎症の生じることが比較的少ないため、リウマチと区別できます。
 

◆ リウマチの最新治療

免疫抑制作用によってリウマチを治療するメトトレキサートや、関節破壊の抑制作用に優れる生物学的製剤などの登場により、炎症や痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を食い止めて関節が破壊されるのを防ぎ、患者さんの生活の質を高める治療が行えるようになってきました。
最新のリウマチ治療では、リウマチの活動性をみながら、寛解(かんかい:病気の症状が、一時的あるいは継続的に軽くなる、または見かけ上無くなった状態)を目標に治療します。
どうしても寛解に至らないような場合でも、ある程度、炎症がコントロールできる状態に近づけるようにします。
通常、3ヶ月以内にリウマチが十分にコントロールできない場合は、薬を変更したり、あるいは薬を追加したりすることによって、寛解やそれに近い状態を目指します。
治療によっていったん寛解に入った後も、今度は寛解を維持することが大切です。
良くなったからと言って、自分で勝手に薬を減らしたり止めたりすると再発を招きかねませんので、必ず医師の指示に従ってください。
 

◆ リウマチのリハビリ

薬物療法には、痛みや炎症を取る効果が期待できます。しかし、薬にばかり頼って関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまうことがあります。ここで大切になってくるのがリハビリテーションです。毎日繰り返し、長期にわたって行えば、関節の機能障害を抑え、また痛みもやわらいでいきます。
 

◆ リウマチの手術療法

手術療法は、薬物療法やリハビリを行っても痛みがやわらがない場合や、関節障害のために歩行が困難になるなど、日常生活に支障が生じている場合に行われます。近年、手術技術は進歩しており、また優れた人工関節も開発されています。
下記のような手術療法が行われます。
 

◆滑膜切除術

関節を包む膜組織である滑膜(かつまく)が炎症を起こして腫れると、痛みの原因になります。滑膜切除術は、この滑膜を取り除くことで、痛みなどの症状を改善する方法です。術後は「腫れ」や「痛み」が明らかに改善するので、薬の量を減らすことも可能になります。
 

◆機能再建手術

リウマチの病状が進行して、関節が破壊されてしまったケースでは、関節を人工関節に入れ替える「機能再建手術」が行われます。人工関節は現在、膝関節や股関節をはじめ、肩、肘、手首ほか、どの関節にも対応するものがあります。
 

【骨粗しょう症について】

  

◆ 骨がもろくなり、骨折リスクが高くなる疾患

骨粗しょう症は、老化などが原因となって骨の量が減少し、鬆(す)が入ったように骨がスカスカになり、もろくなって骨折リスクが高くなってしまう疾患です。
骨に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル量(骨密度)は、20~30歳頃の若年期をピークに、年を重ねるとともに次第に減少していきます。
この骨密度が減少をきたすことによって骨粗しょう症と言われる状態になり、背骨が体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、変形による圧迫骨折をきたしたり、ちょっとした転倒で骨折するといった事態を引き起こしがちになります。
今日のわが国で「骨折・転倒」は介護が必要になる原因のワースト3に入っていますので(厚労省・国民生活基礎調査2013年)、要注意です。
 

◆ 女性に多い骨粗しょう症

骨粗しょう症は、高齢の女性を中心に、年々増加の一途をたどっています。患者さんは約1,280万人いると言われます(「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」2015年版)。
骨粗しょう症の患者さんの8割程度を女性が占めており、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下する更年期以降には特に多く見られます。閉経して、女性ホルモンの分泌量が減少してきますと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成が追いつかず、骨がもろくなってしまうのです。そのため、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始め、70歳以上になると2人に1人が骨粗しょう症になっていると言われます。ですので、50歳になる前に一度は骨粗しょう症の精密検査を受けるよう、お勧めいたします。   
 

◆ FRAXで骨折リスクを診断

 FRAX(fracture risk assessment tool)はWHO(世界保健機関)が開発した「骨折リスク評価法」です。FRAXは40歳以上の方を対象にしており、この評価法を用いると、その人の以後10年間の骨折リスクの診断が可能になります。
インターネットでWHOのホームページにアクセスし、12の質問に答えると、自分自身の10年以内に骨折する確率(%)が、自動的に算出されます。FRAXは、医療の現場でも、薬物治療を始めるかどうかの判断に使われることがあります。
チェック項目の1つ「大腿骨頸部の骨密度」については、体格指数(BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))を入力しても判定が可能で、骨密度の測定が必要無いというのも特徴です。
FRAXで骨折リスクが高く出て心配な方は、整形外科への受診をお勧めいたします。
 

◆FRAXの12の質問項目

・年齢 ・性別 ・体重 ・身長
・骨折歴
・両親の大腿骨近位部骨折歴
・現在の喫煙の有無
・現在のステロイド服用、あるいは過去の3ヶ月以上にわたる服用の有無
・関節リウマチの有無
・1型糖尿病、甲状腺機能亢進症、45歳未満の早期閉経など、骨粗しょう症を招く
・疾患の有無
・ビール換算で毎日コップ3杯以上のアルコールを摂取するかどうか
・大腿骨頸部の骨密度(またはBMI)
  

◆ 骨粗しょう症の検査

骨粗しょう症の診断には、骨密度の測定、X線検査、身長測定、血液・尿検査などが行われます。
 

◆骨密度の測定(DEXA法)

骨の強さを判定する際の重要な尺度の1つに“骨密度”があります。
当院では最新のX線骨密度測定装置(DEXA機器)を導入しております。 DEXA法とは、微量なX線をあてて正確な骨密度を測定する、日本骨粗鬆学会のガイドラインにおいても推奨される優れた検査方法です。
従来の測定器より骨密度をより正確に測れる高性能の検査法で、骨折しやすい腰椎や股関節の骨を直接測定し、より重要で正確な骨密度の診断をすることができます。
検査中は着衣のまま、痛みもなく横になるだけですので、負担も軽く気軽に検査が受けられます。 検査は簡単・迅速・正確にできますので、骨粗しょう症が気になる方はお気軽にご相談ください。
 

◆骨密度の測定(DIP法)

当院では、骨密度の測定にDIP法※による測定も行っております。
※DIP(Digital Image Processing)法:左手を標準物質(アルミスケール)と一緒にX線撮影し、第2中手骨(手の甲を構成する骨の一つで、人差し指に連続している)の皮質骨(骨の表面を覆っている硬くて緻密な骨)における陰影度と標準物質の陰影度とを比較して、骨密度を算出する測定方法です。測定が容易な上に高速・高精度で、しかも被曝量が少なくて済みます。
 

◆X線検査

主に背骨(胸椎や腰椎)のX線写真を撮り、骨折や変形が無いか、また「骨粗しょう化」の有無(骨に、鬆(す)が入ったようにスカスカになっていないか)を確認します。骨粗しょう症と他の疾患とを判別するのに必要な検査です。
 

◆身長測定

25歳の頃の身長と比べて、どのくらい縮んでいるかを調べます。25歳時より4cm以上低くなっている場合は、それほど低くなっていない人と比べ、骨折する危険性が2倍以上高いという報告があります。
 

◆血液検査・尿検査

骨代謝マーカーを調べることにより、骨の新陳代謝の速度がわかります。骨吸収を示す骨代謝マーカーの高い人は骨密度の低下速度が速いため、骨密度の値にかかわらず、骨折の危険性が高くなっています。
 

◆ 骨粗しょう症の予防と治療

骨粗しょう症の原因のうち、年齢や性別、遺伝的な体質などは変えることができません。しかし変えることのできる要素、つまり食生活や運動などの生活習慣を見直すことにより、予防と改善が可能です。
 

◆食事療法

骨粗しょう症の治療や予防に必要な栄養素は、骨の主成分であるカルシウムやたんぱく質、および骨のリモデリング※に必要なビタミンD・Kなどです。
カルシウムは食品として700~800mg/日、ビタミンDは400~800IU/日、ビタミンKは250~300μg/日を摂取することが推奨されています。これらの栄養素を積極的に摂りながら、しかもバランスの良い食生活を送ることが大切です。
骨粗しょう症の人が避けるべき食品は特にありませんが、リン(インスタント食品、スナック菓子、炭酸飲料、練り物などの加工食品に多く含まれます)やカフェイン、アルコールなどの摂り過ぎには注意しましょう。過ぎた量のアルコールは、カルシウムの吸収を妨げたり、尿からのカルシウムの排泄量を増やしたりします。カフェインもまた、カルシウムの排泄を促します。リンを摂り過ぎると、血液中のカルシウムとリンのバランスを保とうとして骨の中のカルシウムが血液中に放出されてしまい、骨密度の減少を招きます。

※リモデリング:骨を壊す働きをする「破骨(はこつ)細胞」が骨を吸収する一方で、骨を作る働きをする「骨芽(こつが)細胞」が、破骨細胞によって吸収された部分に新しい骨を作る代謝作用のこと。
 

◆積極的に摂りたい栄養素を多く含む食品

・カルシウム……牛乳、チーズ、干しえび、しらす、ひじき、わかさぎ、いわしの丸干し、えんどう豆、小松菜、モロヘイヤ など
・たんぱく質……肉類、魚類、卵、乳製品、大豆 など
・ビタミンD……アンコウの肝、しらす干し、いわしの丸干し、すじこ、鮭、うなぎの蒲焼き、きくらげ、煮干し、干ししいたけ など
・ビタミンK……納豆、抹茶、パセリ、しそ、モロヘイヤ、しゅんぎく、おかひじき、小松菜、ほうれん草、菜の花、かいわれ大根、にら など
 

◆運動療法

骨は、運動をして負荷をかけることで増え、より丈夫になります。さらに、筋肉を鍛えることで体をしっかり支えられるようになったり、バランス感覚が良くなったりし、ふらつきが少なくなって転倒防止にもつながるため、運動療法は骨粗しょう症の治療に欠かせません。
骨量を増やすには、ウォーキングやジョギング、エアロビクスなどの中程度の強度の運動が効果的で、激しい運動をする必要はありません。散歩などを可能なら毎日、あるいは週に数回でも十分ですので、とにかく長く続けてください。運動量を少しでも増やそうとする心がけが大切です。
 

◆薬物療法

病状が進んだケースでは、食事療法や運動療法に併せて薬物療法を開始します。現在、使われている薬には、骨の吸収を抑える「骨吸収抑制剤」、骨の形成(新しい骨を作る)を助ける「骨形成促進剤」、骨の栄養素である各種ビタミン(D、K)剤などがあります。また、腰や背中などに痛みがある場合は、痛みを取る薬も用いられます。どんな薬を選び、いつから治療を開始するかについては、個々の患者様の年齢や症状の進み具合などを考え合わせながら、医師が判断します。
現在、治療に用いられている薬には、主に以下のようなものがあります。
 

○ビスフォスフォネート製剤

骨吸収を抑制することによって骨形成を促し、骨密度を増やします。骨粗しょう症の治療薬のなかでも有効性の高い薬です。ビスフォスフォネートは腸で吸収され、すぐに骨に届きます。そして破骨細胞に作用し、過剰な骨吸収を抑制するのです。骨吸収が緩やかになると、骨形成が追いついて、密度の高い骨ができ上がります。

 
○SERM(サーム:塩酸ラロキシフェン)

骨に対しては、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用があり、骨密度を増加させますが、骨以外の臓器(乳房や子宮など)には影響を与えません。

 
○副甲状腺ホルモン製剤

骨形成を促進して骨量を増やし、骨折を減少させる薬です。専用キットを用いて1日1回自己注射する薬と、週1回医療機関で注射する薬があります。複数個所に骨折が起こっている、骨密度が著しく減少しているなど、重症の患者さんに用いられます。
 

○活性型ビタミンD

カルシウムの腸管からの吸収を増やす働きがあります。また、骨形成と骨吸収のバランスも調整します。
 

○ビタミンK

カルシウムが骨に沈着する際に必要になるたんぱく質を活性化させる働きがあるため、骨の質を改善します。骨折を減らす効果が認められています。
 

○女性ホルモン製剤(エストロゲン)

女性ホルモンの減少に起因する骨粗しょう症に有効です。閉経期のさまざまな更年期症状を軽くし、併せて骨粗しょう症を治療する目的で用いられます。
 

○カルシトニン製剤

骨吸収を抑制する作用があり、強い鎮痛作用も認められています。骨粗しょう症に伴う背中や腰の痛みに用いられます。
 

○抗RANKLモノクローナル抗体

破骨細胞は、骨芽細胞と結合することによって骨を壊す細胞になります。この結合する部分(RANKL)をブロックすれば、結合することができなくなるため、骨は壊れなくなります。このようにして骨が溶け出していく過程が遮断され、骨粗しょう症を治療することができると考えられています。
なお、この薬の特徴は、6ヶ月に1回の皮下注射で良い点です(6ヶ月製剤)。ただし、血中のカルシウム濃度が下がりがちなため、ビタミンD製剤やカルシウム製剤を毎日服用していただくようになります。
 

【スポーツでの外傷・障害について】

 
◆ スポーツによるけがの治療

スポーツで負ったけが(スポーツ外傷・障害)の治療は、一般の整形外科で行われる治療とは少々異なる部分があって、特殊です。
そのため、この分野に関して経験豊富なスポーツ整形外科の専門医にお任せいただくほうが安心ですし、治療効果も上がりやすくなります。
スポーツや部活動などでけがをなさったような場合は、お気軽にご相談ください。 以下に、代表的なスポーツ外傷・障害について説明します。
 

◆ 主なスポーツ外傷

スポーツ中に生じた、外力による組織の損傷
・突き指
・打撲
・骨折
・脱臼
・捻挫
・切り傷
・靭帯損傷
・腱断裂
・肉離れ など
 

◆ 主なスポーツ障害

同じ動作の繰り返し(使い過ぎ)によって起こる障害
・野球肩
・野球肘
・テニス肘
・ゴルフ肘
・テニスレッグ
・ジャンパー膝
・ランナー膝
・アキレス腱炎
・疲労骨折 など
 

◆ スポーツによるけがの予防法

下記の内容を参考に、スポーツによるけがを未然に防いでください。
 

◆ウォーミングアップ

運動前にウォーミングアップをしっかりと行うことによって、関節や筋肉の柔軟性が高まり、けがをしにくくなります。
 

◆正しいフォーム

間違ったフォームでスポーツを行うと、筋肉や骨に無理な力がかかって、けがをしやすくなります。正しいフォームを身につけ、体に無理をさせないようにしましょう。
運動前にウォーミングアップをしっかりと行うことによって、関節や筋肉の柔軟性が高まり、けがをしにくくなります。
 

◆水分の補給

スポーツをすると、体温を下げようとして汗をかくので、体内の水分が不足します。すると、 集中力が低下して、けがをしやすくなります。運動前や運動中には、水分をきちんと補給しましょう。
運動前にウォーミングアップをしっかりと行うことによって、関節や筋肉の柔軟性が高まり、けがをしにくくなります。
 

◆オーバートレーニングを避ける

オーバートレーニング(運動の行い過ぎ)は、かえってトレーニング効果を下げるだけでなく、疲労骨折などの原因にもなります。運動の前後、あるいは運動中に苦痛を感じたり、体に力が入らなくなったような時には、運動強度を軽くしたり、休んだりするようにしましょう。
前にウォーミングアップをしっかりと行うことによって、関節や筋肉の柔軟性が高まり、けがをしにくくなります。
 

【運動器エコーを用いた診察と治療】
 

◆運動器エコーを用いた診察と治療について

運動器エコーを用いた診察と治療を行なっています。
レントゲンでは分からない、肩関節・足関節などの靭帯損傷の診断や神経ブロック、筋膜リリース、関節内注射、トリガーポイント注射、関節リウマチの早期診断などを行います。

 
◆運動器エコーによる主な診断・治療について

 
◆靭帯損傷(肩関節・足関節)

当院では、肩関節、足関節などの靭帯損傷の診断に運動器エコーを用いております。
靭帯のどの部分が損傷しているか、どれくらいの症状あるかなどをエコーにより診断します。強い痛みが出ている方や原因不明な場合にも有効な検査です。見た目は問題がなくても靭帯の奥深くの部分に対してダメージが残っている事があります。 そうした奥深くの症状を的確に判断することが可能となります。

 
◆神経ブロック

神経ブロックとは、麻酔薬や生理食塩水を注射し痛みを緩和させる治療法です。
神経ブロックには主に「頸部神経根ブロック」「腰部神経根ブロック」「坐骨神経ブロック」「腰部硬膜外ブロック」などがあります。
当院では運動器エコーガイドの下により安全かつ正確に神経ブロック治療を行っています。
 

◆筋膜リリース

筋膜リリースとは、筋肉を包み込んでいる筋膜の委縮・癒着を引き剥がすことで正常な状態に戻し痛みを消す方法です。
当院では運動器エコーにより、この筋膜リリースを行い、肩の痛み(慢性)や急性のぎっくり腰(腰痛)、仙腸関節周囲炎、坐骨神経痛などの原因がわからない痛みを積極的に治療し、効果を上げています。
今まではマッサージや電気治療などで効果のなかった方にもおすすめの治療法です。生理食塩水を用いますので安全性にも優れています。

 
◆関節内注射・トリガーポイント注射

関節内注射・トリガーポイント注射とは、痛くて縮んだまま伸びなくなった筋肉(筋肉がロックした状態)に対する治療で、筋肉に局所麻酔を注入します。これまでの関節内注射・トリガーポイント注射は骨のランドマークから注射する場所を判断して経験的に注射を行っていました。
当院では、運動器エコーを使うことでより正確に痛みも少なく関節内や病変部へ注射が可能となりました。このため以前よりさらに効果も上がります。

 

◆関節リウマチ

関節リウマチになると、一生治らないのではないかと心配する人が多いようですが、最近になり完治できる治療法も選択されてきています。しかし、完治するためには早期に関節リウマチを診断する必要があります。
この早期診断のためには関節の初期の変化をとらえる必要があります。当院では運動器エコーにより、早期のリウマチ判断および治療を行っています。
 

【自費診療】

当院では、疲労回復や美容におすすめの各種にんにく注射・プラセンタ注射などを行っております。 予約は不要です。直接ご来院ください。

 
◆ 料金について

内 容 料 金
プラセンタ注射 1A 1500円 2A  2500円
美白注射 2300円
にんにく注射 1500円
ストロングにんにく注射 2300円
スペシャル疲労回復注射 2000円
筋肉回復注射 1000円
 

◆ にんにく注射

ビタミンB1を主成分とした静脈注射で、注入すると鼻の中に、にんにくのような匂いが広がることから、“にんにく注射”とも呼ばれます。ビタミンB1の成分に含まれる硫化アリルがこの臭いの元ですが、にんにくを食べた時のようなお口の臭いが残るわけではありません。
ビタミンB1は食事やサプリメントでも、一定程度は補うことができます。ただ疲労が強い場合や即効性を期待する場合は、注射による補充が有効です。血管を通して体の中に行きわたったビタミンB1が血行をよくし、新陳代謝を促進します。
逆にビタミンB1不足を起こすと、全身の倦怠感、食欲不振、皮膚症状など、さまざまな障害が現れやすくなります。
以前からスポーツ界では使われており、選手などが利用しているこのにんにく注射は、一般の方においても疲れやだるさ、倦怠感を早く回復させたい方にとってはたいへん有効といえます。
疲労回復、筋肉痛、肩こり、冷え症、腰痛、関節痛、ニキビ、肌荒れ、口内炎の改善等に効果があります。
疲労感の強い時や体力を回復したい時、病後、夏バテで食欲の無いとき、元気に仕事をしたい時などにお勧めです。美しさや健康を保つ上でも、とても効果的です。
当院では、通常のにんにく注射の他にもストロングにんにく注射、スペシャル疲労回復注射・筋肉回復注射など皆様の体調に合わせて用量を調節いたします。 ご希望の方はご相談ください。
 

◆ プラセンタ注射

プラセンタ(英語で“胎盤”の意味)注射の原料となる胎盤は、赤ちゃんのへその緒とつながって、栄養や酸素を送ります。そこには赤ちゃんを誕生させるために必要な豊富な栄養素(ヒアルロン酸、コラーゲン、各種必須アミノ酸、たんぱく質)と成長因子(胎児が子宮の中で驚異的とも言える成長を遂げるために必要とされる成分)が含まれています。
プラセンタは体内状況を調整する作用をもち、組織を本来あるべき状態に戻す力を発揮します。
もともとは肝機能改善薬として認可された注射薬だったのですが、アンチエイジング(老化防止)に役立ち、若返り効果や美肌作用があるため、現在では多くの女性の治療に取り入れられています。新陳代謝が活発になり、自己治癒力を高めたり、体の機能を改善する力があります。 またプラセンタ注射の他にも美白注射も行っておりますので、特に美肌効果をご希望の方におすすめです。
プラセンタ注射・美白注射を希望する方には、適切な用法・用量を検討の上で投与いたします。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

 

訪問員コメント

『自分の治療方針が、患者さんに満足して頂いて、その結果、再度来院して下さるのが嬉しいですね』とご自身の治療に患者さんが満足して頂くことに診療の喜びを感じている院長の辰尾 洋先生。
『日頃から診断を的確にして、患者さんに満足して帰って頂くことを常に心がけて診療しています。また、より患者さんに満足して頂く為にご要望の多いリハビリテーションをより充実させる様にしています。高齢になっても出来る限り寝たきりにならない様に、患者さんご自身で日常生活が出来る期間を少しでも長く出来る様に貢献し、地域の方々が満足できる幸せな生活に貢献できたらと思っています』と患者さんの満足度を常に心掛け、何歳になっても日常生活が出来る身体づくりに貢献する事を目指されている院長の辰尾 洋先生でした。

辰尾整形外科クリニック